ステラ胃・大腸内視鏡クリニック

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お知らせ

再度、歯の重要性

2024/01/03

胃腸を診させていただく医師の立場の経験上、意外なほど多く見聞きしていることとは、歯のトラブルが原因となって胃腸の不調に陥ってしまっている方が実は大変多くいらっしゃるという事です。つまり咀嚼行為というものが、人間の消化吸収にとってのの第一通過点であり、そこで十分に食物を噛めていない場合には、そのつけが必ず胃、腸に回ってきてしまうように思われます。具体的には歯の嚙み合わせが悪くなってきて食欲が落ちてきましたとか、高齢者が入れ歯の修理中に便が黒くなってきて調べたら胃潰瘍であったなどです。

実は歯にはその噛むという機能以外にも全身の健康に大変重要な影響を及ぼしうる点が多数あることが近年盛んにクローズアップされてきております。それは歯周病菌のことです。今から20年ほど前に歯周病菌が動脈硬化の一因であるとする確固たる学説が発表されて、医療者の間で衝撃をもって認識される事となりましたが、私の周囲の医師も「やっぱりな」「なるほどな」と経験的な理解をもって納得していきました。理屈を簡単に述べると、歯の奥で歯周病菌が慢性炎症を起こして、そこで発生した炎症反応物質が歯肉の血管を介して全身を回り、全身の臓器にいろいろな悪影響を及ぼし得るということです。そして最先端の研究者の間で歯周病菌から影響を受けるのは、さらに多数のあらゆる臓器にわたることが次々と判明していきました。

上(隣)の挿絵は私が検診で通院している歯科に貼付されている、一般啓蒙用のポスターをお断わりして写メしたものですが、以前にも増して多数の具体的疾患名をもって滑稽な漫画で表現されている事実に驚きをもって拝見したものですが、皆様方にも是非共有してもらいたく、ここに添付させていただきます。

 

 

 

 

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