今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の初期舞台設定の地である伊豆半島へ家族サービスを兼ねて正月に周遊ドライブ旅行へ行ってきました。車で舗装道路を移動するだけですが、熱海から東海岸側の道路はアップダウンも曲がりもきつく、地図の印象よりかその移動には時間がかかりました。半島全体がこんな山岳地であり、ここを800年前の坂東武者達は戦争をするのにも多くは徒歩で移動していたのでしょうからさぞや大変だったことでしょう。

　さて宿はコロナ禍でもあり、なるべく他者と接触機会の少ない、源泉かけ流しの露天風呂つきの部屋のある宿をとりました。東伊豆の海岸線に面しており、宿泊階の地上10階の眼下には大海原が広がり、相模灘に浮かぶ大島を望み、波の音を聞きつつ入る風呂は格別でした。開業以来、まともな休みはとってなかったので、たまには許されるでしょう。

　　あと、さいたまの気温はその時は昼でも0度に近い気温でしたが、伊豆半島は明らかに気温が高く日差しも強くて体感的には10度くらいは違うのではというほどの温暖さをあらためて実感しました。河津桜は２月に満開になるというのも納得の地です。