ピロリ菌の呼気検査の結果が当日に判定できる機器を導入いたしました
2022/02/20
胃癌、胃十二指腸潰瘍を含め、今や他の多数の疾患との関連性まで指摘されている胃内に生息するヘリコバクターピロリ菌ですが、その検査を行うためには胃内視鏡検査を施行し医師より「慢性胃炎」の診断がなされて始めて保険適応となります。
そしてその存在診断の検査法は多数あり、現在では6種類ほどが保険収載されています。そのなかでも、自分の呼気を袋に溜めて検査に供する尿素呼気検査はその簡便さや非侵襲性、そして現在のピロリ菌の感染状態を正確に反映し、さらに除菌後の効果判定にも利用できる極めて有効な検査方法とされています。
ただし今まではその呼気バッグを検査会社に提供して解析しておりましたので、後日に結果説明をするために再来院という手間を患者さんに強いておりました。今回当院ではフクダ電子の赤外線分光分析装置を導入いたしましたので検査後はものの数分で結果をお知らせすることが可能となりました。これにて現在では最短で診断日と除菌後の2回の来院でピロリ菌の除菌が完了することになります。
ただし注意を要することとしては、空腹時でないと正確な診断が阻害されることがありますので、除菌後の判定に来院する際にはうっかりと忘れがちなので、気をつけてください。
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